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『兵庫労山・中級登山学校2009夏』 【剱・合宿】 報告  

 8月12日(夜)〜16日にかけて兵庫県連主催の中級登山学校【剱合宿】が開催されました。
 山歩溪からはT岡さん、O塚さんが受講されておりK脇も担当として参加しましたので報告します。

 劔岳は今年『点の記』の映画の影響で多くの人が予想されました。
 出発の直行バスでも我々19名(受講生9名、講師10名)に甲山労山(7名)の皆さんが乗り込み労山オンパレードで有った。天候を気にしつつ眠りにつく。

8月13日;室堂に着く手前辺りから霧が出てきており天気が心配された。室堂では着替えなどを山で使わない物をコインロッカーにデポする。

8:00、室堂から剣沢に向けて出発するが程なく雨となる。そのせいか剣御前の登りは比較的順調に登れた。天候のせいか雷鳥沢は昨年よりテントの数は少ないように感じた。

お昼前に剣沢キャンプ場に到着する。ここもテントの数は昨年より少ない。雨は相変わらず降りしきる。予定では雪渓でアイゼン・ピッケルワークをする計画であったが雨の為中止とし明日への英気を養ってもらうこととする。

天気図をとり明日の天気を予想するが寒冷前線の影響が予断できない。明日の天候回復を願い休む。夜半にも雨が降り岩場は登れるかが心配である。

【右;劔岳周辺・概念図】

8月14日;この日はパーティ毎に行動であるが、明け方まで雨が降っていたので明るくなるまで様子を見る。530、雨も上がり行動出来ると判断し予定のパーティ通り行動する。T岡さんはK塩講師と八ッ峰6峰Dフェース・富山大ルート、O塚さんはO杖・O石両講師と共に6峰Cフェース・剣稜会ルート、私も神戸労山のS田さんと共にCフェース・剣稜会ルートに向う。

剣沢BCからは剣沢雪渓を下り長次郎雪渓を登り返す。降り約1時間、登り約2時間程度の行程だ。

【長次郎雪渓から見上げた八ッ峰上部】


6峰Cフェース・剣稜会ルートは超人気ルートで既に順番待ちである。

先行3パーティの後、大塚さんパーティ、その後3パーティ後我々の番になる。その後もどんどんやってくる。

剣稜会リートの1ピッチ目、O石講師がリードしO塚さんがビレイ中のO杖・O石・O塚パーティ

2時間待ちで我々も取付く。
剣稜会ルートは川崎労山時代に登った経験はあるが初心者にも登れる素晴らしいルートである。眼下に熊の岩が眺められ回りは源次郎尾根始め岩と雪の殿堂を実感できるルートである。

【2ピッチ目の終了点で相棒のS田さん(神戸労山)】

ここでも順番待ちで2時間待たされる。頂上には14:30ごろ到着

少し休んで15時過ぎに下山開始をする。天気は安定しており、出発時に心配されたにわか雨や雷雨は心配なさそうだ。
5・6のコルには懸垂で降り、そこから長い長次郎雪渓を下り、また延々と続く剣沢雪渓を登り返す。剣沢BCには1930と今日は14時間の行動であった。

8月15日、今日は天候が良い。
本来は八ッ峰6峰Dフェースだが、混雑が予想されるのでAフェースに変更する。
Aフェース・魚津高ルートは3ピッチと短いルートである。
しかし、ここも我々の前に2パーティ、我々の後に4〜5パーティが取付く。どこも満員だ。

11:45終了、Aフェースの頂上に着く。
また、長次郎雪渓を下り剣沢雪渓を登り返す。

【8月16日;早朝の記念写真】

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